一つのEDI取引において「注文年月日」「受注者」「発注者」など伝票に記載されるデータ項目で構成されており、一般的に伝票に相当する。それぞれの伝票には必要とされるデータ項目があり、これらのデータ項目をメッセージの種類ごとに取り決めたもので、それが業界で標準化されている場合、標準メッセージと呼ぶ。シンタックスルールとともに用いることで、具体的なメッセージが生成される。新聞広告取引EDIの標準メッセージ集には、「第1.1版」「第1.2 版」「第1.3版」がある。そうですね。たとえば、地方出身の方が昔飲んでいたあのお酒が飲みたいと思っても、関東では買えないことがあります。セブン-イレブンネットは、それぞれの地方にあるものを、全国どこへでも提供できるのです。こうした地方の
モバイルSEOを見出して提供する商品開発力は、当社が全国に店舗展開しているからこそと言えるでしょう。こういった部分の認知がお客さまの間に浸透すれば、店舗を利用するのと同じように、週に何度か来ていただき、リピーターになっていただけるのではないかと思っています。
インターネットとリアルの融合を言うのは簡単ですが、それを実際にできているところはそれほど多くはないと思います。御社のお話を伺うとなるほどと思います。ところで、セブン-イレブンさんが行うネット展開の1つに、2008年3月からYahoo!JAPAN上で開始されたオンラインマガジン「月刊4B」がありますが、その狙いと方向性を教えていただけますでしょうか。
オンラインマガジン「月刊4B」オンラインマガジン「月刊4B」月刊4Bでは、店舗のヘビーユーザーである20代から30代の男性をターゲットにしています。コンテンツの選択、書き方、それからセブン-イレブンの告知など、セブン-イレブンのホームページとは違う、もう少し伝わりやすい表現でYahoo!JAPANのスタッフが制作しています。
なるほど。月刊4Bのほうは、お客さまに
SEOや商品についてわかりやすく伝達するコミュニケーションの場の1つということですね。
そうですね。セブン-イレブンは、取り扱いサービスの点数が多いので、お客さまに細かい部分まで浸透していないところがあります。そこで、サービスの利便性など詳細なところを、できるだけわかりやすく伝えたいと思っております。
店舗や企業サイトを補完する機能も今後担うのでしょうね。月刊4Bでは、セブン-イレブンの店舗で販売している商品をタイアップ形式で紹介できるそうですね。メーカーなどが広告媒体として月刊4Bとタイアップするメリットはどのようなものでしょうか。
月刊4Bはターゲットがはっきりしていますので、告知する商品の選定がしやすいのが特長です。ターゲットである20代から30代のビジネスマンに向けて、商品の宣伝をすることができます。もう1つは、10秒、20秒のテレビCMでは語り切れない内容を盛り込むことができます。たとえば、いろいろなストーリーを描きながら商品を説明することも可能です。
また、今後はマーケティングツールとして利用することもあり得ます。Yahoo!JAPANの持つさまざまなツールや我々の持つnanacoを利用したデータなどを融合させることも考えられます。月刊4Bをうまく活用して、他企業であっても利用できる有効なマーケティングツールになればと思います。
たとえば、コミュニティーを展開して、お客さま同士でお茶について語り合ってもらうことで、商品開発の潜在的なニーズが生まれることもあると思います。そして、店舗につなげられるようなクーポンを企業さんに提供していただいたり、nanacoを結びつけた特典をつけていただければ、もっと多くのお客さまが店舗へ足を運んでくださるのではないでしょうか。
1万2000店すべてに、そのお客さまの声を反映した商品を推奨しようと思うと、リスクも大きいですし、時間もかかると旬な情報が旬じゃなくなるということもあります。そうしたニッチな商品はWebサイトで先行的に販売してみて、お客さまの購買についてテストマーケティングすることもできます。いけるとわかれば、店舗で展開するということですね。
小売業界のインターネット利用は、とくにプロモーション面であまり進んでいない印象がありましたが、御社は先進的に取り組まれているのですね。店舗とインターネットの融合について、現実的な方法を模索されていることがよくわかりました。
インターネット活用を前提とした場合でも、我々のような実店舗を持つ小売業はインターネットだけで全部が完結するわけではありません。店舗に来てもらって、店舗で決済して、店舗から商品を持って帰っていただくことが事業の主体となります。ただ、小売業界全般としてインターネットの活用に踏み出しにくい理由の1つに、なかなか成果が見えにくいところがありますね。
(左)岩城氏、(中)槐氏、(右)石橋氏(左)岩城氏、(中)槐氏、(右)石橋氏
インターネットを通して、どれだけのお客さまが店舗に来て、どれだけ商売に結びついたかという費用対効果がはっきり見えるような状況が必要ですね。そうした意味で、我々としては、セブン-イレブンネットや月刊4Bなどによって、実行と検証を進めているわけです。
価格競争だけでは疲弊してしまう
御社の取り組みから離れて、インターネット全体について現状ではどのような課題があるとお考えですか。
ショッピングサイト全般に関して言えば、お客さまが目的をもってアクセスしたいと思っていただけるようなWebサイトがまだまだ少ないと思います。検索エンジンでヒットして、たまたまそのWebサイトで買うというのも、お客さまのスピード感と利便性を考えればよいのかもしれません。3分ぐらいで読めるコンテンツも大事ですが、「この商品についてもっと知りたい」というお客さまに対して、商品理解を深め、満足いただけるようなサイトがもっと増えるべきだと私は考えています。
いま、お客さまは価格に敏感になられています。しかしながら、価格競争だけをしていては、そのうちショッピングサイト全体が疲弊するのではないかという危機感が強くあります。各ショッピングサイトがポリシーを持って運営するのが一番の理想ですね。
慶應義塾大学在籍中からWeb制作会社イメージソースで仕事を始め、20代にしてカリスマ的Webクリエイターの一人として認知されていた遠崎寿義氏。2005年に仲間二人とともにザストリッパーズを立ち上げ、インテル、HONDA、KDDIなど大手クライアントのWebサイトを制作してきました。最近はテレビCMを手がけるなどさらなる活躍をみせる同氏に、近頃のインターネット広告とマス連動事情について伺いました。
ザストリッパーズ遠崎寿義氏
一般のユーザーに見てもらってこそのプロモーション
御社は、どのような形でプロモーションに携わることが多いのですか。
うちの場合は、インターネット広告の企画自体をゼロから考えていくものがほとんどですね。企画を考える際は、普通のユーザーにメッセージがきちんと届くようにすることを心がけています。それが企画制作で一番重要なことだと思います。
Web業界や広告業界で話題になったものの、一般層には伝わりにくいサイトというのもたまにありますものね。
そうならないように、きちんとユーザーにアクセスしてもらって成果を上げられるようなスキームを作るよう心がけています。最近は、クライアントのほうでも、キャンペーンサイトのアクセスを細かく追跡するようになっていますよね。1ユーザー当たりのサイト滞在時間や、どの程度訴求ページまでたどり着いたかをカウントしたり、サイトのなかに「このサイトを見て商品に興味を持ちましたか」というアンケートを設けたりしています。そこで結果が出ないと、次の仕事が来なくなってしまいますので。